仙台市地下鉄・北四番丁駅の1番出口から北へ歩いて5分ほどの場所に、かつて「東北大学農学部 雨宮キャンパス」がありました。
この農学部は、1947年から2017年に青葉山キャンパスへ移転するまで、仙台市青葉区雨宮町に位置していました。街中にありながらも、敷地内には羊が放牧されていて、遠くから草を食べている様子が見えるほっこり空間。近くに用事がある時、つい見に立ち寄りたくなる癒しのスポットでした。

先日、桜散歩で東照宮を訪れた帰り道、ふとこの場所を通りかかったところ、再開発がかなり進んでいたので、今回の仙台歳時記として、現在の様子を記録しておきたいと思います。
跡地の現状と再開発計画
イオンモール仙台雨宮(2025年秋開業予定)
- 跡地には、2025年秋に「イオンモール仙台雨宮」が開業予定です。
- 売り場面積は約3万平方メートル、地上4階建ての店舗棟と、地上6階建ての立体駐車場が建設されます。
- 延べ床面積は約7万5000平方メートル。仙台市中心部では最大級の商業施設になる見込みです。
- また、東北大学災害科学国際研究所と連携し、地域の防災拠点としての役割も担うという特色あるモールです。

東北厚生病院も移転済み
2024年5月には「東北厚生病院」も移転が完了しました。周辺は大きく変わりつつあります。

気になる周辺スポット
キャンディーCafe

今では珍しい「喫煙席」があるカフェ
どこか昭和レトロな雰囲気が漂うお店で、厚生病院のすぐそばにあります。
ヨークベニマル仙台上杉店
かつて「杜の都の迎賓館」とも称された仙台勝山館の跡地に建設されたスーパー。建物の外観や庭の一部に、勝山館の面影が感じられる落ち着いた雰囲気が残っています。
そして、私が何よりも気になったのが最新式スキャンカート!

次回はこのスキャンカートを使って買い物してみようと思います。
見た感じでは、利用されている方は全体の3割ほどでした。
おわりに
地下鉄北四番丁駅近くの東北大学農学部跡地(雨宮キャンパス跡地)、これからますます変化していくエリアになりそうです。
今後もその動向を、仙台歳時記として引き続き記録していきたいと思います。