退職後の理想の生活はサイドFIREかなと、今の時点でぼんやりと思い描いています。
※サイドFIREとは?
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味します。サイドFIREは資産運用をしつつ得意分野や好きなことを生かして、自分らしく働きながら経済的自立を目指すのがサイドFIREです。
サイドFIREを目指すとなると「得意分野や好きなことを生かして」が気になります。
そこで、読んでみようと思った書籍が
「Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代/トッド・ローズ (著)
自身の充足感を突き詰めていったら、いつの間にか成功していた人たちの事例とともに、サイドFIREを目指す人の心に響く名言が散りばめられていると思いました。
あなたが充足感を得たいなら、まず、厳密に何が”あなたの帆”に風を吹き込むかを知らなければならないということだ。他人が考える、あなた向きの原動力ではいけない。
引用:「Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代
「答えは自分の中にある」
常々思っていることですが、改めて、再認識できました。
20年ほど会社勤めをして、女性のキャリアについて考えることがよくありました。
私は、結婚をしたこともないですし、子どももいませんが、家族の介護が16年ほど続きました。もしもはもしものままですが、結婚もして、子どももいて、それに介護が重なったりしたら、、と想像するだけで恐ろしいです。配偶者や子どもの存在でより頑張れる、困難を乗り越えられる可能性があるかもしれませんが…。
16年の介護生活をしていて、介護休暇(休業)や育児に関するサポート制度も含めて、本当に、ゆっくりと、少しづつではありますが、会社(社会)の福利厚生の制度がよくなっていくのを感じました。私の会社は恵まれていた方だとは思いますが…。
私が勤めていた会社は男女比が半々で、後輩の女性職員に
「女性のキャリアは長い目で見た方がいいよ〜」
とよく伝えていました。
育児、介護の男女の役割が少しづつ、同等になりつつありますが、まだまだ、女性が対応している比率が高いのではないかと思います。
そんな悶々としている女性に響くのではないかなと思った箇所
しかし、対処法が一つある。それは「目的地」は忘れろという指令だ。旅路の果てを見通すのではなく、目の前にあることに集中せよ、と。
引用:「Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代
時に選択肢が多すぎたり、目標が大きい、目的地が遠すぎると、落ち込んで投げ出したくなりませんか?
そんな時は
「目の前にあることに集中する」
と、ストレス低めに到達点にたどりつけるかもしれません。
最後に書籍の中で個人的に一番ぐっときた言葉
個人的な充足感を達成した人は誰でも、その人を支えた社会に対して、恩返ししたいと自然に思うようになる、という前提である。
引用:「Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代
可能であるならば、自分自身が、社会に恩返しできる状態でありたいです。
サイドFIREに興味がある方、その過程も楽しみたいと思っている方は読んでみて損はない1冊だと思いました😊
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代【電子書籍】[ トッド・ローズ ]
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (単行本) [ トッド・ローズ ]