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読書感想文:「伊東豊雄 美しい建築に人は集まる(のこす言葉)」

仙台も梅雨入りしました。

雨が降ると、読書欲が高まるようで、ここ最近よく本を読んでいます。

「心の赴くままに、好きなだけ本を読む」

も退職してやりたかったことの一つなので、願いが叶っている状態です。

仙台にある複合文化施設「せんだいメディアテーク」をご存知でしょうか。

せんだいメディアテーク(公式ウェブサイト)

杜の都仙台のシンボルロードである定禅寺通りにある図書館、ギャラリー、ミニシアターが入っている公共施設です。

先日、メディアテーク隣にある「和菓子 まめいち」で友人とお茶をしていたら、窓から、海外からと思われる団体(おそらく建築を勉強している学生)が建物の前の歩道で訪問前のオリエンテーションをしているようでした。

この後、メディアテークの中へ全員入って行きました。

せんだいメディアテークは、建築家伊東豊雄氏が設計をした建物で、世界的に有名な建築物です。

この様子を見て刺激を受け、

「伊東豊雄 美しい建築に人は集まる (のこす言葉)」

を読んでみました。

104ページと少ないページ数ながら、伊東氏のこれまでの活動や、震災、コロナ禍を経ての建築に対する伊東氏の思いがコンパクトにまとめられていて、とても読みやすく、改めて、身近にある世界的な建築物について理解を深めることができました。

個人的に印象に残った箇所は

80年代の半ば頃は、バブル景気で日本全体が浮かれているような時代で、なんというか、楽しかったですね。一番飲んでた時代です。70年代の、悔しい飲み方とは違う酒です。あの時代の東京が、僕は好きでした。町も、人も、今より元気だった。すべてに現実感がなくて仮設的というか、夢の中で何かが動いているような時代だった気がします。

引用元:伊東豊雄 美しい建築に人は集まる (のこす言葉)

今、日経平均株価がバブル時代を更新していますが、ハリボテ株価との評価もあったりと、楽しいという感覚を持っている人は少ないように思います。

そして最後にコロナ禍を経て、伊東氏が感じた建築の役割についての自筆メッセージにぐっときました。

もしも、仙台市にお住まいで、まだメディアテークに訪れたことが無い方、これから仙台訪問の予定があり、建築に少しでも興味がある方は実際の建物をご覧いただくことをオススメいたします😊

伊東豊雄 美しい建築に人は集まる (のこす言葉) [ 伊東 豊雄 ]