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読書感想文:諦める力/勝てないのは努力が足りないからじゃない

「諦める」という言葉の語源は「明らめる」だという。

「諦める力/勝てないのは努力が足りないからじゃない」為末大著

目次の前の「はじめに」に記載された、この一文を読んで、衝撃を受けました。

「諦める力/勝てないのは努力が足りないからじゃない」為末大著

特に、40代以降、以前できていたタスク(課題)をこなせなくなってきている人に読んでいただきたい本です。

若い世代の方でも、頑張りすぎて、体調不良が続き、以前のような頑張りが難しい時に読んでみると、閉塞感から抜け出せるかもしれません。

書店や図書館で、この本を見かけたら「はじめに」の2ページを読むだけでも大丈夫です。今まで、一度もこの本を読んだことがない方に目を通していただきたいです。

多くの日本人が囚われている呪縛の一つ「がんばれば、報われる」から自由になれる本だと思いました。

著者である為末大さんは、元陸上選手で、400メートルハードルの日本記録保持者。オリンピックにも複数回出場し、「走る哲学者」とも呼ばれている方です。

「がんばれば、夢はかなう」

とても素敵な言葉ですが、時に、人を苦しめる言葉になるかもしれません。

この本に出会う前は私も「諦める」をとても悲観的な言葉と認識していました。

「諦める」は「明らめる」、物事を明らかにして、自分の進むべき道(方向性)が間違っていないか、明らかにして、選択、決断をする。

家族の介護と仕事で、体調を崩した後は、年齢のこともあり、以前できていた仕事が思うようにこなせず、焦りを感じていた時にこの本を読み、気持ちがだいぶ楽になったのを思い出します。

目標に向かって、イケイケ!ドンドン!右肩上がりーーー!!!という方にはこの本はおすすめしません(苦笑)

「頑張っているんだけど、なんか報われていない気がする…」

「自分の進むべき道を、少し立ち止まって検討したい」

そんなモヤモヤを抱えている方に、一度読んでみていただきたい本です😊

諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない [ 為末大 ]

諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない【電子書籍】[ 為末大 ]