投資の入り口で、投資信託を始めてみると、個別株にも興味が出てくるのは自然なことではないでしょうか。
投資を始めたばかりの頃、図書館で投資に関する書籍に目を通し、徐々に投資用語にも詳しくなっていきました。
例えば
「落ちるナイフを掴む」

は、値が下がっている株を購入することを意味します。
うまく表現しているなと感心したのを覚えています。
また、
「資産が溶ける」

も、暴落した時にTwitter上でよく見かけた表現です。株価が急落すると、資産はアイスが溶けるように無くなっていきます。アイスは好きですが、想像しただけで、恐ろしいです。
投資信託を始めてみて、自分が耐えられる値動きの増減感覚がわかってきました。これなら、投資信託続けられると判断して、6年が経ちます。
ですが、すぐには個別株には手を出せませんでした。そこで、投資信託を始めて少し経ってから、まずは、試しに!と株の売買シュミレーションアプリ「トレダビ」をやってみました。
今も使えるのかと調べてみたところ、残念ながら2023年5月31日付でサービスが終了したそうです。
「トレダビ」は、最初から1000万円持っている状態で、個別株の売買を、アプリ上で行えます。
架空(アプリ上)の1000万円ですから、気の向くまま、無責任に株の売買ができます。
投資雑誌で紹介されていた銘柄や個人的に気になる銘柄を気兼ねなく購入して、値動きを観察していました。
投資信託と違い、値動きの激しさに驚く毎日。ある株は2倍にある株は1/2に値下がりする株価をみて、あ〜、これが資産が溶けるってことか、、とシュミレーションながら実感し、シュミレーションでもマイナスになっている株価を見ると気持ちが落ち込みました。
シュミレーションでもこれだけ気持ちが落ち込むのに、汗水垂らして働いて得た自分のお金だったら、どうなることか、、、と個別株は今の私には無理だ、と「トレダビ」のおかげでお金に対する自分のビビリ度を知ることができました。
「トレダビ」の成績は、トータルでマイナスになることは無かったのですが、勉強した上で購入したわけではなく運任せな銘柄選びで、個別株を始めるには、きちんと勉強しないと痛い目に合うなとの予感がしました。この時、仕事と介護で余裕がなく、個別株の勉強する時間は取れない状況でした。
今、会社を退職したこともあり、勉強する時間を確保できるので、高配当株を始めてみようと勉強中です。
(可能な限り)心穏やかに投資ができるように学んでいきます😌